FC2ブログ
--
----
--
tb* -
com*-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015
0706
Mon
tb* 0
com*0

5月27日 第3回定例会「女性IT技術者の活躍!」

5月27日に本年度第1回目(通算で3回目)の定例会を行いました。

今回は「女性IT技術者の活躍!」をテーマに、情報系学科を卒業して現在エンジニアまたは実業家として活躍している二人の女性に講演していただきました。

最初のご講演は、2年前にはこだて未来大を卒業し、現在新日鉄住金ソリューションズのシステム研究開発センターに勤務されている坂井麻里恵さんです。坂井さんはenPiT初年度の修了生でもあります。

一人目の講演者:坂井麻里恵さん


坂井さんの講演で印象に残ったのは、大学在学中に目的意識を常に持って大学のカリキュラムを利用し、そこで経験したことや感じたことが現在の仕事に繋がっているということです。

はこだて未来大では全学的にPBL教育が充実しています。坂井さんも学部生から高度ICT演習という授業でPBLプロジェクトに参加することで、プログラミングだけでなく、ユーザヒアリングやプロジェクトリーダーを経て「何を作るか」を考えていく過程や開発プロセスそのものに興味を持ったとのこと。その経験をもとに卒業研究および修士の研究ではソフトウエア・ドキュメンテーションの
研究を行い、現在もシステム研究開発センターで、テスト工程を支援するシステムの研究開発を行っているそうです。

enPiTは修士2年の時に参加し、大学で学んだことを再確認し活用することができたとのこと。会津大学との分散開発を進めるのがこれまでと違い難しかったそうです。

講演の最後に、IT分野を学んで生かすことの面白さについて語っていただきました。IT系の面白さは「夢を現実にできる」こと。エンジニアの役目は作ったものをいかに素敵なものに魅せられるかで、今はその仕事に取り組めているから毎日がとても面白い!と
楽しそうにお話ししていただきました。

今回の定例会では、8拠点もの大学がテレビ会議システムを通じて参加しており、未来大からも20人以上の後輩たちが坂井さんの講演を聞きに来てくれました。後輩からの「PBLのプロジェクトリーダーとして気をつけていたことはなんですか?」との質問に
「リーダの持つ情報をメンバーにオープンにすることが大事。リーダだけの仕事でもチームで共有することが信頼につながる」とアドバイスしてくれました。

未来大からの参加者


次のご講演は、平野未来さん。お茶大の情報科学科を卒業し東京大学の修士課程に進みながら友人と共に会社を立ち上げ、現在はシンガポールにて株式会社シナモンを経営しています。

二人目の講演者:平野未来さん(香港から講演)


平野さんの講演では、「情報系学生のキャリアパス」にとらわれることなく、自ら未来像を考え、戦略を立て、自分の力と経験で道を切り開いてきた、ということがとても印象に残りました。

学生時代はIPAの未踏ソフトウエア創造事業に採択された資金等をもとに会社を立ち上げ、SNSによるマーケティングエンジンを開発。その後会社をmixiに売却しmixiでエンジニアとして開発に従事。しかし自分で会社を立ち上げたい、それも海外でグローバルに活躍したい!ということで現在の会社を起こします。どこで立ち上げどこをターゲットにすると将来性があるかを戦略的に考え、
アジアをターゲットにシンガポールで起業。またベトナムのエンジニア育成環境の充実ぶりに目をつけ、発拠点として子会社を設立。

今まで海外で仕事をした経験がなかった平野さんですが、まず行って移住し、とにかく多くのコネクションをつくってチャンスを掴んで行ったとのこと。そこで大事なのが「興味を持たれるキャラを持つこと」。平野さんの場合「日本人で起業家として海外に出ている女性」というプロフィールを生かしたり、勉強会などを自分が中心になって行動を起こすことで、多くの人に覚えてもらい、そこから次につなげていったそうです。また相手の期待に合わせて自分を演じるのが大事というのが非常に興味深かったです。自分のキャラクターを立ててチャンスにつなげつつ、仕事をするときには相手を見、期待することを考えて進めていく。多くの経験を経て得られるとても戦略的な進め方に関心しました。

そのほか平野さんの経験をもとに非常に多くのアドバイスをあげてくれました。
やはり印象的なのは即行動することとその戦略でした。アイデアを思いついたら多くの人に話す。最初のアイデアは自分が思うほど価値はなく、どう実行に移していくかの方が大事。弱点をなくすより、これだけは負けないというところを伸ばす。などなど、ここでは書ききれませんが起業に限らず、どんな仕事をしても役に立つ話を経験談をもとにお話しいただきました。

最後に定例会の参加者に向けて、学生起業を強く推薦されました。学生のうちはハードルが低く、多くの人に会うチャンスが多い。まずは就職して経験を積んでから、と思うかもしれないがそこで得られるのはその会社で使える経験。自分で起業すれば自分のための経験が得られる、と平野さんならではのコメントでした。

今回の定例会でのお二人の講演、異なる二つのキャリアでのお話しでどちらも大変興味深く感じました。女性技術者のロールモデルは何か、という話をこれまでの定例会でもしてきましたが、典型的なロールモデルにとらわれることはないと今回お話しを聞いて感じました。また、コンピュータサイエンスの知識や経験は今の時代どの仕事をするにあたってもバックグラウンドとして活かせる、開発者・研究者、だけでなく未来の道は大きく広がっているのだなと改めて感じました。

今回は色々な大学から学生さんが聴講してくれましたが、これからの人生に向けての大きなヒントになったのではないかと思います。

多地点からの参加者
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。