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2014
1001
Wed
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日本と世界の女性IT技術者

9月8日、名古屋大学で開催された、ソフトウエア科学会(JSSST)の全国大会で、
WiTも発表をしてきました。

発表タイトルは、
「女性IT技術者の育成を目指して
 ―enPiT女性部会WiTの活動を中心に―」


前半で、世界と日本の女性IT技術者について傾向を俯瞰し、
後半で、「Women's Hackathon at Tsukuba」や
「女子中高生夏の学校2014~科学・技術・人との出会い~」について
紹介をしました。

ご存知のとおり、日本では、アベノミクスの女性活用策が、
「ウーマノミクス」と言われているように、
女性の活用を支援する施策が行われています。

これは、
世界的にみて、日本では女性の社会参画が遅れている、
と言われていることをうけた政府が

“ 2020 年までに指導的地位に立つ女性の割合を少なくとも 30%に ”

を目標にした男女共同参画推進連携会議企画委員会、
すなわし、「202030 小委員会」を立ち上げて、
女性の社会参画をさらに進めようとしているものです。

実際にどれくらい日本では女性の活躍が少ないか、というと、

世界経済フォーラム(WEF)が発表した
「The Global Gender Gap Report 2013」によると
日本の男女平等指数は、136 カ国中なんと 105 位!
2012 年の101 位よりダウンしています。

指標別に見ると、「経済活動の参加と機会」のスコアでは、
アジアでシンガポールが 12 位、フィリピンが 16位。
日本は残念なことに、104 位です。

「教育の機会」では、フィリピンがスコア満点で、1 位。
中国が 81 位に対し、日本は 91 位と、これも低い結果になっています。

研究者や専門職という見方では、
EU では PhD 学位取得者の 46%が女性で、
男性と同じように教育を受け社会で活躍する施策が推進されています。

日本でも女性研究者へのハード面、ソフト面での研究環境改善の取り組みが
各機関で実施されていますが、まだまだこれから、という機関も多いようです。

2013 年の総務省統計局の科学技術研究調査報告によると
日本の研究者における女性比率は14.4%で、
増加しつつあるものの、英国 37.7%、米国 33.6%、韓国17.3%と比べても
日本の女性研究者が少ないことが分かります。

また、大学教員における女性研究者比率は、2009 年の調査では
理学系で 12.2%、工学系で 7.5%、農学系で、14.4%でした。
特に工学系に女性研究者が少ない状況となっています。

このように女性研究者の比率が少ない理由として、
 「家庭と仕事の両立が困難」
 「育児期間後の復帰が困難」
 「職場環境」によるものが挙げられています。

具体的には、ロールモデルとなる女性がいないため、
キャリア選択において参考となる情報がない、
企業側も改善策が見出せない、
などが、,根本的な要因と推測されています。

こういった状況を受けて日本では、
「科学技術イノベーション総合戦略」、「日本再興戦略」など
様々な政策で、女性研究者の活躍促進が行われています。

わたしたちWiTでは、現場にちかいところで、
情報系を学ぶ学生、そして、情報系を卒業してキャリアに悩んでいる女性、
さらには、情報系で働きさまざまなライフイベントに直面んしている女性、
といった方々と、率直な意見交換をして、
これからのキャリアの在り方を一緒に考えていきたいと思っています。

10月9日には、第2回の定例会も開催します。
12月には、これから就職活動をする学生さんを対象に、
キャリアワークショップ合宿の企画もあります。

 ※イベントページをチェックしてくださいね

ぜひ、一緒に、女性IT技術者の働き方を考えていきましょう!

(東京工業大学 森本千佳子)


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