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WiT第2回定例会を開催しました

こんにちは、函館はもうすっかり寒くなっております。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、秋の夜長 2014年10月9日(木)に、WiT第2回定例会を開催しました。
ちょっと長くなりましたが、そのときのレポートを掲載します。
かいつまんででも、お読みいただければ幸いです。



今回は産業技術大学院大学をメイン会場として、名古屋大学、
慶應義塾大学、筑波大学、公立はこだて未来大学を含めた5拠点を
テレビ会議でつないでの開催となりました。


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今回参加したのは、社会人(教員含む)14名、学生2名(うち男性8名)でした。
ご参加ありがとうございます♪




               



さて、今回はゲストスピーカーにNTTセキュアプラットフォーム研究所の
中島明日香さんを迎え、女性IT技術者のこれからについて考えることができました。

今回のプログラムは次のとおりです。



<第2回WiT定例会 プログラム>

 日時:2014年10月9日(木)17:00〜18:30

 司会:永瀬美穂(産業技術大学院大学)

 17:00〜 オープニングトーク
      櫻井浩子(大阪大学)
 17:05〜 私のキャリア
      ・その1 渡辺知恵美(筑波大学)
      ・その2 森本千佳子(東京工業大学)

 17:45〜 IT系女性コミュニティ作りの一例
      -CTF for GIRLSの取り組みのご紹介-
       中島明日香(NTTセキュアプラットフォーム研究所)

 18:05〜 フリーディスカッション

 18:25〜 クロージングトーク
      木塚あゆみ(公立はこだて未来大学)

 18:30 終了



  


まずはじめにenPiT WiTメンバーである渡辺知恵美さんから
「私のキャリア」というタイトルで発表でした。

渡辺さんは大学の博士課程を修了したあともずっと大学の職に就いています。
研究内容は大学在学中は、おもに「マルチメディアデータ検索(CBIR)」や
「VRによる協調作業環境のDBMS支援」に関する研究でしたが、
研究職に就いてからは「eScience支援・可視化等」の研究も行い、
近年では「Webマイニング・感性情報」や「プライバシ保護」などの
研究にも取り組んでいるそうです。興味深い!

発表のなかで印象的だったのが、仕事をするうえでの目標となる人との出会い
というところでした。そもそも、渡辺さんがなぜ研究・教育職を選んだ理由は
「楽しそうだったから」。大学生のときに学会で発表し、ほかの研究者が
楽しそうに研究や趣味に取り組んでいる様子を見て、これだ!と思ったと
いいます。やっぱり楽しそうに仕事している人って、魅力的ですよね。

研究者同士の夫婦も多く見てきたなかで、こういうのいいなぁ、という気持ち
になったそうです。言葉には言い表しにくいですけど、なんか良い雰囲気の
ところに人が集まるものなんですね。

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さて、次は森本千佳子さんからの「文系と理系の狭間のキャリア」
というタイトルでの発表でした。

森本さんは大学は文学部に在籍して社会学を学んでいたそうですが、
なんと、就職時に情報系の企業にSEとして入社したそうです。(!)
会社ではアセンブラ、C、TALを使いプログラムを書きつつ、
6年後にはネットワーク案件でプロジェクト管理の担当などを
経験しながら、人材育成や品質管理なども担当しました。
2003年に大学の博士課程に入ったことが、現在の研究職に就く
きっかけになったそうです。

一般的には、毎日をふつうに暮らしていると、自分の専門の周辺で
仕事をしていくという未来を描くことが多いと思うのですが、
森本さんは、未知の分野にも果敢に突き進んでいくタイプなんですね。
こう考えると、私たちももっと広い視点で仕事をしてくべきなのかもしれません。

森本さんからのキーワードは「Life is Challenge.」でした。
社会はこれからも変わり続けます。文系でも理系でも「社会に向き合う」
のは同じだし、「計画どおりにいくキャリアは無い」ということで
常にチャレンジしていくのが大事なんだなと、改めて感じました。

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次は、NTTセキュアプラットフォーム研究所の中島明日香さんから、
「IT系女性コミュニティ作りの一例 -CTF for GIRLSの取り組みのご紹介- 」
というタイトルでお話いただきました。
中島さんは現在、ソフトウェアの脆弱性発見手法に関しての
研究を行っている、情報セキュリティの研究者です。

世界同時サイバーテロに立ち向かう女子高生ハッカーが主人公の小説、
『Project SEVEN』を読んだことがきっかけで、セキュリティ分野に
興味をもったそうです。
たしかに、女子高生ハッカーってカッコいいですよね!

中島さんは研究を行いながら、情報セキュリティ技術に興味がある・学んでいる・
携わっている女性コミュニティを作ることにも取り組んでいます。
それが、「CTF for GIRLS」です。


 CTFとは、Capture The Flag の略称で、これはセキュリティコンテストの一種で
 世界中で開催されているものだそうです。クイズ形式、攻防戦形式の予選を
 くぐり抜けたチームが、ソフトウェア解析、パケット解析、フォレンジック、
 暗号、Webの問題を解析し、課題を解くことでFLAGを取得していく形式です。



でも、なぜ for GIRLS なのか。
中島さんがもっている問題意識として、女性は成長していく過程で、
あまり技術技術したものに触れる機会がないため、
工学・理学系への進学率が低いという状況になっているといいます。

「もっと女性がテクノロジーに触れる機会を増やすことで、
 女性自身の考え方や背景が変わっていくのではないか。」

そこで「CTF for GIRLS」を開催し、情報セキュリティ技術に触れる機会を
提供しているそうです。今年6月に六本木ヒルズで行われた、女性限定
「CTFワークショップ」には、なんと募集開始3日で80人(!)の応募
あったといいます。すごい!
そして、この会の素晴らしいところは、なんと全く情報セキュリティ
に関する知識がない人でも気軽に参加でき、簡単な演習に取り組むことで、
例えば、初心者でもソフトウェア解析ができるようになるのです。
情報技術の裾野が広がる、とってもいい場所になっているんですね!
私もぜひ参加してみたいです(((((((((((っ・ω・)っ !

定期的に開催しているそうなので、ぜひ皆さんも
「CTF for GIRLS」でチェックして参加してみてくださいね♪

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最後には、各会場をつないでフリーディスカッションを行いました。
まず、渡辺さん、森本さん、中島さんの3名へ質疑応答が行われました。
また、女性IT技術者が増えるにはこうしたら良いんじゃないか、
女性技術者が抱える特有の問題ってこういうところなんだな、
技術者のネットワークを形成していくには今後どうしていくのが良いのか、
などの意見も出されました。

wit02_discussion_s.jpg

wit02_fun_s.jpg


   





次回のWiTは、12月6日(土)~7日(日)に開催する1泊付きのイベントです。
国立女性教育会館にて「しなやかなIT技術者をめざすキャリアワークショップ」
を開催します。講師は、新島学園短期大学キャリアデザイン学科の花田経子先生です。
みなさま、ぜひご参加ください。男子学生・男性教員の参加も大歓迎です!

詳しくは【enPiT WiT の Facebookページ】 にてご確認ください♪

(記:公立はこだて未来大学 木塚あゆみ)
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